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岐阜発!温泉博物館第14話 統計から見た岐阜県の温泉

環境省自然環境局による平成24年3月末現在(平成25年12月現在最新のデータ)の、岐阜県の源泉数、温泉地数、温度別源泉数、湧出量は次のとおりです。

表3 岐阜県の源泉数等

総源泉数506
 利用源泉数285
 未利用源泉数211
温泉地数65
温度別源泉数
 25℃未満152
 25℃以上42℃未満177
 42℃以上172
 水蒸気ガス4
湧出量 (リットル/分)75,367

*温泉地数は宿泊施設のある場所を計上したもの
*環境省の統計で使われている「源泉」とは、本文で使用している「泉源」に相当します。
*都道県別温泉利用状況(環境省自然環境局2013)による

岐阜県内にある泉源の総数は環境省の2013年現在の統計では506となっています。この数字は全国で第14位になります。もともと自然に湧出していた温泉だけでなく、掘削して得られた温泉も含まれています。
温泉地数は宿泊施設のある場所を計上したものです。県内には日帰り温泉施設も多くありますので、そういった施設も含めると「温泉」と呼ばれる所は100ヵ所近くにものぼります。
温泉の湧出量は毎分75,367リットルで、岐阜県中で1分間にドラム缶約400本分近くの温泉が湧き出していることになります。
岐阜県の温泉には水蒸気ガスを湧出する泉源が4ヶ所あります。白川村の大白川温泉や高山市の新穂高温泉中尾地区などでは、高温の水蒸気に水を通して温泉を造成(ぞうせい)しています。

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