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岐阜発!温泉療養所

我が国では温泉はどのように健康に利用されてきましたか。

東京大学構内にあるベルツ博士像
(写真提供:日本ベーリンガーインゲルハイム)

我が国では古来より温泉療養を「湯治」と呼び、病気の治療や健康維持に利用してきました。
保健衛生についての知識や医療技術が十分に発達していなかった昔、人々は経験的に温泉が病気の治療や健康維持に役立つことを知り利用していました。
たとえば、福島県にある「微温湯温泉」は「目の湯」として有名ですが、このように患部を付けた名前で、多くの人々が治療を目的に訪れた(る)温泉もあります。
しかし江戸時代までは、温泉を利用できたのは貴族や僧侶、有力武士など一部の人に限られ、庶民の間で湯治が盛んに行われるようになったのは江戸時代以降のことです。
世の中が平和になり、また街道が整備されたことで、温泉地との往来が容易になったためで、 農閑期に農民が疲れを癒す目的で湯治を行うようにもなりました。
明治時代になり西洋医学が導入されると、西洋医学に基づいた温泉療養が日本に導入されま したが、中でもドイツ人の医師「ベルツ博士」はその発展に大きな足跡を残しました。
しかし、温泉療養がヨーロッパを中心に発達したこともあり、米国流の医学が中心となった第二次世界大戦後は次第に衰退し、温泉地は歓楽地として変貌してゆくことになります。
しかし、最近の健康ブームの中、温泉の健康増進への利用が再び見直されてきています。

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