岐阜の温泉ライブラリー

資料編

岐阜県の温泉に関する
論文リスト

エビデンスに基づく温泉の知。
岐阜県の温泉研究をたどる114編のリスト。

文・古田靖志  2026年9月

岐阜県の温泉に関する論文リストを作成しました

 平成26年に、環境省局長通知「禁忌症及び入浴又は飲用上の注意事項」が、昭和57年以来、実に32年ぶりに改訂されました。ここでは、最新の医学的知見を踏まえ、特に科学的根拠(エビデンス)に基づいた見直しが図られました。

 例えば、改訂前はご存知のように「妊娠の初期と末期の温泉入浴は禁忌」とされていました。妊婦の温泉入浴が有害で危険性があり、タブーとして扱われてきたということです。改定に際しては、科学的根拠が確認されず、反対に、岐阜県立下呂温泉病院(当時の名称)の研究グループによる「妊婦の単純温泉へ入浴が、真湯や入浴剤入り入浴、シャワー浴などと比較して、切迫流産や切迫早産の割合や出生体重に差がなかった」とする論文を根拠とし、「妊娠の初期と末期の温泉入浴」が禁忌からはずれることとなりました。この論文が、山際三郎ほか(2004):「温泉浴による妊娠、分娩への影響」『日本温泉気候物理医学会雑誌』67(3),173–178.です。

 これまで、多くの研究者によって温泉に関するさまざまな研究が行われてきました。そして、その成果が学会で発表され、論文にまとめられています。岐阜県の温泉に関しても、たくさんの論文があります。上述しました下呂温泉病院のグループによる妊婦の入浴に関する論文もその一つです。一本の論文が温泉行政を変えることになりました。

 昨今、インターネットのホームページやSNS上には、数えきれないほどの温泉情報があふれています。そういったものの中には、根拠が不明確で首をかしげたくなるような内容が掲載されていることも決して珍しくはありません。特に、温泉の効能(本来は適応症)に関しては、大変気になるところです。

 今回は、以下の表に示したように、「岐阜県の温泉に関する論文のリスト」を作成してみました。もちろん拾えきれなかったものもまだまだたくさんあるかもしれませんが、リストアップしただけでもかなりの数にのぼりました。興味のある論文がありましたら閲覧していただき、岐阜県の温泉の「本当」を知る手がかりとして使っていただけたら幸いです。旅館などの温泉施設を経営されている方であれば、「自分の所の温泉」を正しく知る資料にもなるかと思います。

日本温泉科学会による「日本温泉文献目録」

 日本温泉科学会は、学会による社会貢献活動の一環として、1921年から2020年までに国内で発表された温泉に関する論文(分野を問わず)について『日本温泉文献目録』として第Ⅰ集~第Ⅵ集にまとめて出版しています。私も第Ⅵ集の作成に関わらせていただきましたが、この文献目録の作成は学会員の総力を結集して行われたもので、大変な作業でした。

 最新の第Ⅵ集については電子書籍として出版され、無料でダウンロードすることができますので、ぜひご活用ください。

学会の論文集のフリーダウンロードシステム

 温泉に関わる学会もさまざまなものがあります。幸いなことに、各学会のご尽力により、学会誌に掲載された多くの論文がインターネット上から無料でダウンロードできるようになっていますので、大変便利になりました。気になる論文がありましたら、表のリストを「コピペ」していただき、検索してみてください。また、岐阜県の温泉に関わらず、全国の温泉を対象とした論文を調べたいときは、温泉に関係した学会のホームページから「学会誌」欄をクリックしていただくと、多くの場合そこから論文を無料でダウンロードできるようになっています。温泉に関する学会の一例として、以下のようなものを挙げることができます。

  • 日本温泉科学会
  • 日本温泉地域学会
  • 日本温泉気候物理医学会
  • 日本地球化学会
  • 日本地熱学会
  • 日本地質学会
  • 日本陸水学会
  • 日本地下水学会
  • 日本観光学会
  • 日本観光研究学会

その他多数あります

表 岐阜県の温泉に関する論文リスト

番号分野著者および論文名
1医学1975近藤靖士・関本洋一・日比野光男・加藤正夫(1975)「温浴が及ぼす循環動態への影響(第3報)」『日本温泉気候物理医学会雑誌』39(suppl),34.
2医学1975関本洋一・近藤靖士・日比野光男・加藤正夫(1975)「温浴が及ぼす循環動態への影響(第4報)」『日本温泉気候物理医学会雑誌』39(suppl),35.
3医学1976日比野光男・近藤靖・石口修三・加藤正夫(1976)「下呂温泉病院に於けるリウマチの治療(リウマチ病棟について)」『日本温泉気候物理医学会雑誌』40(suppl),45.
4医学1977近藤靖士・日比野光男(1977)「温浴がおよぼす循環動態への影響(第6報)」『日本温泉気候物理医学会雑誌』41(suppl),36–37.
5医学1978加藤正夫(1978)「振動障害の温泉療法及び理学療法」『日本温泉気候物理医学会雑誌』42(1/2),42–47.
6医学1978石口修三(1978)「下呂温泉病院の概況」『温泉科学』29(3).
7医学1983宮下剛彦・重村克己・川村亮寿・岩島康敏・加藤正夫(1983)「下呂温泉水のマウスへの飲用実験的研究―第1報 肝の形態学的,機能的変化について―」『日本温泉気候物理医学会雑誌』47(Suppl),p.46.
8医学1989加藤正夫・宮下剛彦・有本勝彦・藤岡均・斉藤敏明・今井龍幸・川村亮寿(1989)「慢性疼痛―慢性疼痛に対する温泉効能の評価」『日本温泉気候物理医学会雑誌』53(1),21–22.
9医学1989大平敏樹・宮下剛彦・今井龍幸・藤岡均・琴尾泰典・加藤正夫(1989)「温泉旅行客の内科緊急入院の実態」『日本温泉気候物理医学会雑誌』52(4),181–186.
10医学1990加藤正夫・宮下剛彦・有本勝彦・藤岡均・斉藤敏明・今井龍幸・川村亮寿(1990)「慢性疼痛に対する温泉効能の評価」『日本温泉気候物理医学会雑誌』53(2),87–94.
11医学1998加藤正夫(1998)「皮膚の健康診断」『日本温泉気候物理医学会雑誌』62(1),3–6.
12医学1998細江雅彦・苅尾七臣(1998)「温泉入浴の血圧変動への影響」『日本温泉気候物理医学会雑誌』62(1),22–23.
13医学2003板垣道代・白木豊・山田万希子・奥村拓矢・加藤美好(2003)「岐阜県下の循環式浴槽水および冷却塔水におけるレジオネラ属菌実態調査(1999-2002)」『岐阜県保健環境研究所報』11,31–38
14医学2004山際三郎・城田知訓・山内希美・宮田知幸・児玉直樹・宮下剛彦・河合寿一・加藤正夫(2004)「温泉浴による妊娠、分娩への影響」『日本温泉気候物理医学会雑誌』67(3)173–178.
15医学2005山際三郎・城田知訓・山内希美・児玉直樹(2005)「温泉浴による妊娠、分娩への影響 第2報」『日本温泉気候物理医学会雑誌』68(4),223–230.
16医学2006山際三郎・城田知訓・山内希美・児玉直樹・山森積雄(2006)「温泉浴による妊娠、分娩への影響 第3報」『日本温泉気候物理医学会雑誌』69(4),245–250.
17医学2006山際三郎・城田知訓・山内希美・児玉直樹・山森積雄(2006)「妊娠時の温泉療養の適応・禁忌症をめぐって」『日本温泉気候物理医学会雑誌』70(1),19.
18医学2008古田紀子・山田万希子・原信行・白木豊・野田伸司・村瀬真子・河田正史・藤井佳子・森本芳久(2008)「岐阜県下の浴槽水および冷却塔水におけるレジオネラ属菌汚染状況調査(2003-2007)」『岐阜県保健環境研究所報』16,18-24
19医学2012神山恵理奈・堀内正(2012)「温泉中のレジオネラ属菌に対する塩素及び臭素殺菌に関する検討」『岐阜県保健環境研究所報』20,12-15
20医学2014今井裕規・川上智規(2014)「廃石膏アパタイトによる温泉排水中のフッ素除去とその最適処理条件」『土木学会論文集G(環境)』70(7),517–524.
21医学2017後藤幸弘(2017)「下呂温泉のアルカリ性単純温泉がもたらす皮膚の保湿効果と角質水分量への影響」『日本温泉気候物理医学会雑誌』80(3),142–150.
22医学2019藤本和弘(2019)「温泉地において長期滞在需要を高めるには何が必要か―現地調査に基づく考察から―」『日本温泉気候物理医学会雑誌』82(2),92–99.
23医学2019藤本和弘(2019)「温泉地において長期滞在需要を高めるには何が必要か―現地調査に基づく考察から―」『日本温泉気候物理医学会雑誌』82(2),92–99.
24医学2020藤本和弘(2020)「国民保養温泉地において長期滞在需要を高めるには何が必要か―現地調査に基づく考察から―」『日本温泉気候物理医学会雑誌』83(2),82–92.
25温泉地1967川島武宜監修・北條浩編(1967)『下呂温泉史料集』下呂温泉保護協会.
26温泉地1967北條浩(1967)「解説 下呂温泉の歴史と温泉権」川島武宜監修・北條浩編『下呂温泉史料集』下呂温泉保護協会.
27温泉地1967渡辺周一・谷志郎・天野純二・小瀬洋喜(1967)「岐阜県の温泉(その1):岐阜県における温泉行政」『岐阜薬科大学紀要』17,20–29.
28温泉地1987山村順次(1987)『日本の温泉地』日本温泉協会.
29温泉地1989滝多賀男(1989)「下呂温泉集中管理事業の概要」『温泉工学会誌』23(2・3),32–41.
30温泉地1991荒川晃(1991)『温泉よ永遠なれ―下呂温泉事業協同組合20年史』232p.
31温泉地1991下呂温泉事業協同組合(1991)『温泉よ永遠なれ―下呂温泉事業協同組合20年史』232p.
32温泉地1996瀧多賀男(1996)「日本三名泉、有馬・草津・下呂 姉妹温泉締結と共同キャンペーン」『観光文化』118,8–12.
33温泉地2001下呂温泉事業協同組合(2001)『続 温泉よ永遠なれ―下呂温泉事業協同組合30年史』下呂温泉事業協同組合.197.
34温泉地2002梶原拓(2002)「特別講演 岐阜県における新しい健康づくりへの挑戦」『温泉科学』52(3),99–105.
35温泉地2003笠井雅直(2003)「両大戦間期の下呂温泉と鉄道網の発達―温泉観光ブームの創出」『名古屋学院大学論集 社会科学篇』40(1),1–21.
36温泉地2006高橋一夫(2006)「温泉観光地の再生戦略に関する一考察:下呂温泉の事例を中心として」『観光研究』18(1),25–34.
37温泉地2008堀智孝(2008)「下呂市における地域資源活用型体験交流プログラムの現状と展望」『地域経済』創立40周年記念号,41–56.
38温泉地2009河合篤男(2009)「下呂温泉活性化プロジェクト調査結果の概要」『経済月報』655,20–21.
39温泉地2009出口将人(2009)「下呂温泉活性化プロジェクト調査結果(2)」『経済月報』656,21–22.
40温泉地2009布山裕一(2009)『温泉観光の実証的研究』御茶の水書房.
41温泉地2010古田靖志・川上裕惟(2010)「開館10周年を迎えた下呂発温泉博物館の評価について―特に、教育普及および温泉地活性化の観点から―」日本温泉科学会第67回大会発表要旨集
42温泉地2011大実可菜・ 敷田麻実 (2011) 「温泉地におけるエコツアーの効果に関する研究 ―下呂温泉を事例として―」『環境情報科学論文集』 252p. 365–370.
43温泉地2012森川敏育(2012)「下呂温泉の歴史的発展過程について」『桜花学園大学人文学部研究紀要』14,57–76.
44温泉地2012伊藤薫(2012)「岐阜県飛騨地域の観光産業について―白川郷と下呂温泉を例として―」『岐阜聖徳学園大学経済情報学部紀要』12(3・4),1–26.
45温泉地2013北條浩・村田彰(2013)「岐阜県・下呂温泉における温泉権の歴史と温泉の集中管理」『温泉権の歴史と温泉の集中管理』御茶の水書房,1–321.
46温泉地2013石川理夫(2013)「下呂温泉の街づくりの工夫」『温泉地域研究』20,143–146.
47温泉地2013光永伸一郎・前田洋子(2013)「温泉地におけるエコツアーの心身への健康効果に関する研究:下呂温泉を事例として」『温泉地域研究』21,33–42.
48温泉地2015福井瑞来・森本祥一(2015)「下呂温泉の魅力向上のための施策についての考察―草津温泉との比較を通じて―」『温泉地域研究』25,13–24.
49温泉地2017下呂温泉観光協会(2017)「温泉を核にエコツーリズムを組み込んだ地域主導の観光地経営」『ホテル旅館』54(11),44–47.
50温泉地2017下呂温泉観光協会(2017)「下呂温泉観光協会(岐阜県):温泉を核にエコツーリズムを組み込んだ地域主導の観光地経営」『ホテル旅館』54(11),44–47.
51温泉地2017幸松歩香・三島雅博(2017)「近代期下呂温泉における旅館の建築的発展過程について(その1:湯之島館の配置計画)」『日本建築学会大会学術講演梗概集』2017,413–414.
52温泉地2018内田純一(2018)「下呂温泉における観光客の回遊行動と温泉街の空間構造」『都市計画論文集』53(3),895–902.
53温泉地2018菱川晶子(2018)「温泉発見伝説と動物―岐阜県平湯温泉と猿―」『愛知大学総合郷土研究所紀要』63, 23-40
54温泉地2021山口由紀子(2021)「奥飛騨温泉郷におけるインバウンド観光の展開と地域住民の意識」『国際観光フォーラム』26,112–124.
55温泉地2021西村公一・海津ゆりえ・瀧康洋・松村優也(2021)「温泉地におけるエコツアーの効果に関する研究―温泉利用に加えエコツアーを体験することが心身に対して与える効果の測定―」『日本観光研究学会機関誌』33(1),135–142.
56温泉地2022瀧康洋(2022)「下呂市E-DMOの取組み『下呂未来創造プロジェクト』―下呂温泉」『温泉』90(1),10–12.
57温泉地2023環境省(2023)「白川郷平瀬温泉16民保養温泉地計画書」pp16
58温泉地2023環境省(2023)「小坂温泉郷 国民保養温泉地計画書」pp26
59温泉地2024菱川晶子(2024)「温泉発見伝説と動物―岐阜県下呂温泉の三つの祭りと伝説―」『愛知大学綜合郷土研究所紀要』69,73–102.
60温泉地2024夏目千恵子(2024)「先駆的DMOのアドボカシーへの取組みに関する考察―下呂温泉観光協会に着目して―」『日本国際観光学会論文集』31,141–149.
61温泉地2024夏目千恵子(2024)「観光地域づくり法人によるホスピタリティの実践 に関する考察 -下呂市DMOを事例として- 」『日本ホスピタリティ・マネジメント学会誌』34,109–121.
62温泉地2024環境省(2024)「奥飛騨温泉郷 国民保養温泉地計画書」pp22
63温泉地2025蛯澤俊典(2025)「下呂温泉-データとともに歩む観光地経営:下呂温泉観光協会の取り組みから考える観光振興PDCA」『観光文化』49(3),10–14.
64歴史1992伊藤克己(1992)「中世の温泉と「温泉寺」をめぐって」『歴史学研究』639,14–25.
65歴史2007伊藤克己(2007)「江戸時代の「飲泉」:源泉の性状をめぐる温泉認識・その部分的素描」『温泉の文化誌(論集温泉学1)』,209–234.
66歴史2010高橋敏(2010)「飛騨国益田郡下呂温泉における湯治客の動向と温泉宿の経営:江戸後期の古文書を中心に」『地方史研究』60(2),55–72.
67自然科学1952下方鉱蔵(1952)「本邦中部の温泉の放射能(第1報)」『日本化学雑誌』73,580–583.
68自然科学1956下方鉱蔵(1956)「本邦中部の温泉の放射能(第3~4報)―主として岐阜県東濃地方の温泉のトロンおよびラドン含量」『日本化学雑誌』77(3),403–406.
69自然科学1972坂田朗・中村喜一・国分信英(1972)「飛騨山脈の温泉の化学的研究」『温泉科学』23(3-4),125-138
70自然科学1967渡辺周一(1967)「岐阜県の温泉-1,2-」『岐阜薬科大学紀要』17.
71自然科学1970三階衣子・早川友邦(1970)「岐阜県東濃地方の放射能泉について」『温泉科学』21(3・4),104–120.
72自然科学1978佐藤幸二(1978)「温泉地学からみた岐阜県」『日本温泉気候物理医学会雑誌』42(1/2),14–21.
73自然科学1978秋山伸一(1978)「奥飛騨の地質」『温泉科学』29,135–148.
74自然科学1978杉浦孜・水谷義彦(1978)「焼岳における噴気ガスの同位体および化学組成変化」『火山』23,241–248.
75自然科学1980水谷義彦・杉浦孜・浜島吉孝(1980)「焼岳地域の温泉水の同位体組成,化学組成および地下温度について」『日本地熱学会誌』2(2),63–70.
76自然科学1982川本博・阿部修治・松沢克典(1982)「濃度相関マトリックスによる下呂温泉群の相互関連性の検討」『温泉科学』33(1),1–8.
77自然科学1983阿部修治・酒井均・飯島南海夫(1983)「中部日本内陸地帯の諸温泉・鉱泉水の安定同位体組成」『温泉工学会誌』18(1),31–50.
78自然科学1983水谷義彦・秋山伸一・木村美紀夫・日下部実・佐竹洋・臼井和人・前田伊通子(1983)「岐阜県中尾地域の地熱調査井54-NK-1における岩石変質と変質鉱物の同位体地球化学」『日本地熱学会誌』5,121–138.
79自然科学1984川本博・阿部修治・松沢克典(1984)「濃度相関マトリックスによる奥飛騨温泉の地球化学的研究」『温泉科学』34(1), 1–12.
80自然科学1985阿部修治・酒井均・飯島南海夫(1985)「熱水成分濃度の直線関係(その1)―下呂温泉マグマ発散物組成比の推定―」『温泉工学会誌』19,2–3.
81自然科学1989中野 繁・中島 恬(1989)「岐阜県の温泉地におけるナイルテラピア(Oreochromis niloticus)の自然繁殖」『岐阜県博物館調査研究報告』10,9–12
82自然科学1989寺尾宏・ 清水英徳・ 加藤喜久雄 (1989) 「岐阜県下呂温泉における温泉水の化学成分と酸素同位体組成の関係について」『日本地球化学会年会講演要旨集』188.
83自然科学1990金井豊・酒巻幸雄・瀬尾俊弘(1990)「岐阜県東濃ウラン鉱床地域における地下水・地表水中のウラン系列核種(238U,234U,226Ra,222Rn)の挙動」『地球化学』24(1–2),123–132.
84自然科学1994原山智(1994)「世界一若い露出プルトンの冷却史―北アルプス,滝谷花崗閃緑岩の年代と冷却モデル―」『地質学論集』43,87–97.
85自然科学1995入山淳・小林泰陸・保尊明彦・東側豊二(1995)「焼岳火山の自然:地熱と熱水活動」『中部大学工学部紀要』31,133–137.
86自然科学1996伊藤貴盛・杉崎隆一・川邊岩夫・永峰康一郎(1996)「兵庫県南部地震における岐阜県瑞浪市白狐温泉ガスの異常変動」『地震第2輯』 49 ( 1 ) , 65–73.
87自然科学1997四ヶ浦弘・ 渡辺弘明・ 大野源広・ 田崎和江 (1997) 「岐阜県平湯温泉水中に生成する「湯の華」をめぐる硫黄の挙動」 『粘土科学討論会講演要旨集』41, 200–201.
88自然科学1998高田広彦・田阪茂樹・佐々木嘉三(1998)「岐阜県割石温泉における地下水中のラドン濃度観測」『地球惑星科学関連学会合同大会予稿集』1998,p411.
89自然科学2000高田広彦・田阪茂樹・佐々木嘉三(2000)「岐阜県割石温泉における地下水中の観察」『岐阜大学教育学部研究報告. 自然科学』 24 (2), 69–77
90自然科学2000大野源広・田崎和江(2000)「平湯温泉にみられるバイオマットの形成とバイオミネラリゼーション」『地球科学』54,298–309
91自然科学2001北岡豪一(2001)「下呂温泉におけるトリチウム解析」『続 温泉よ永遠なれ―下呂温泉事業協同組合30年史』197p
92自然科学2002寺尾宏(2002)「特別講演 岐阜県の温泉の分布と特徴」『温泉科学』52(3),106–113.
93自然科学2002新エネルギー・産業技術総合開発機構(2002)「地熱発電技術研究開発:地熱水シリカ対策用磁気分離システム開発(奥飛騨実証試験)」『NEDO成果報告書』2002,45–62.
94自然科学2002古田靖志(2002)「博物館における温泉の教育普及活動とその意義」『温泉』759,26–29.
95自然科学2002古田靖志(2002)「岐阜県の温泉と温泉をとりまく自然」『郷土研究 岐阜』91,7–9.
96自然科学2004古田靖志(2004)「温泉の現地観察会の実施とその意義」『温泉地域研究』3,25–30.
97自然科学2005大沢信二・由佐悠紀(2005)「中部地方北アルプス周辺の温泉水の化学組成と水素・酸素安定同位体比」『日本温泉気候物理医学会雑誌』68(2),85–97.
98自然科学2006下道國・小柳津東・床次眞司(2006)「岐阜県の一温泉施設のラドン濃度と被曝線量試算」『温泉科学』55(4),177–178.
99自然科学2006大谷具幸・丸山大悟・小嶋智(2006)「ボーリングコアとボアホールテレビ画像を利用した岐阜県東濃地方,土岐花崗岩の割れ目解析」『応用地質』47(1),13–22.
100自然科学2006大谷具幸・内田洋平(2005)「濃尾平野の地質構造と温度勾配」『地質ニュース』611,38–42
101自然科学2007古田靖志(2007)「湧出状況および泉質から見た岐阜県の温泉」『郷土研究 岐阜』106,2–5.
102自然科学2008長島秀行・浜田真之(2008)「温泉施設における温泉水の簡易測定(その1)-群馬県四万温泉と岐阜県新平湯温泉-」『温泉地域研究』10,73–78.
103自然科学2011田阪茂樹・松原 正也・松本 則夫・新谷 昌人・森 史昭・佐藤 整尚(2011)「岐阜県割石温泉におけるラドンと湯量の関係」『地球惑星科学関連学会合同大会予稿集』
104自然科学2011依田郁夫・加藤拓治(2011)「岐阜県内の一温泉施設における空気中および熱水中のラドン濃度測定と被曝線量評価」『日本放射線安全管理学会誌』10(1),22–28.
105自然科学2012古田靖志(2012)「『放射能泉は大丈夫?』放射能と岐阜県の放射能泉について」『郷土研究 岐阜』118,2.
106自然科学2015諏訪浩・徳地直子(2015)「奥飛騨地域における火山・土砂災害リスクと温泉街の防災対策」『京都大学防災研究所年報』58(B),112–125.
107自然科学2015伊佐地礼央名・上田晃・内野政光(2015)「奥飛騨温泉地域の地熱資源に関する同位体地球化学研究」『日本地熱学会学術講演会講演要旨集』34.
108自然科学2016小路翔子・笹木康平・上田晃・中本利正(2016)「岐阜県焼岳西麓奥飛騨温泉郷の温泉水の地球化学的特徴と地熱資源解析」『地球化学』50(2),97–114.
109自然科学2016大谷具幸ほか(2016)「Sr同位体組成を用いた奥飛騨温泉地域の地熱資源の地球化学的研究」『日本地球惑星科学連合大会予稿集』.
110自然科学2016田阪茂樹(2016)「1976年から2003年の割石温泉の湯量観測」『地殻活動研委報平成27年度』36,53–64
111自然科学2019大谷具幸・水野貴仁・香田明彦(2019)「長良川扇状地の地下温度分布と地中熱利用の適地評価」『日本地熱学会誌』41(4),121–133.
112自然科学2020守川勇気・ 上田晃・ 伴雅雄・ 安原正也 (2020) 「奥飛騨温泉郷における枯渇源泉からの一時的な流出とその化学・同位体組成変化」『日本地球化学会年会講演要旨集』 67, 122.
113自然科学2020谷口無我(2020)「焼岳周辺の地震活動に伴って観測された奥飛騨温泉郷の枯渇源泉からの高温泉の流出」『日本地球化学会年会要旨集』67,122.
114自然科学2022Permanda, R. & Ohtani, T.(2022)「Thermal Impact by Open-Loop Geothermal Heat Pump Systems in Two Different Local Underground Conditions on the Alluvial Fan of the Nagara River, Gifu City, Central Japan.」『 Energies』 15, 6816.
文 献

・山際三郎・城田知訓・山内希美・宮田知幸・児玉直樹・宮下剛彦・河合寿一・加藤正夫(2004):温泉浴による妊娠、分娩への影響,日本温泉気候物理医学会雑誌,67(3),173–178.

・前田眞治(2004):新しく改定された「温泉の禁忌症・適応症 および注意事項」について,温泉科学,65,152–163.

・日本温泉科学会編(2021):『日本温泉文献目録 第VI集(2011-2020)』:大妻女子大学人間生活文化研究所,pp363.

・日本温泉科学会編:『日本温泉文献目録第Ⅰ~Ⅴ集 』.

古田靖志

執筆者

古田 靖志

温泉研究者。下呂発温泉博物館 名誉館長。温泉科学の研究と教育普及活動に取り組む。

岐阜の温泉ライブラリー

連載「岐阜県の「温泉学」」の資料編です。より深く学びたい方向けの参考資料としてご利用ください。